ヴェルヴェットスキンとは？肌への効果や施術後のダウンタイム

ヴェルベットスキンとは？

ヴェルベットスキンとは、「ダーマペン」と「マッサージピール」を組み合わせた治療のことをいいます。（肌に？）髪の毛よりも細い微細な針を使用し、微細な穴を多数あけ、皮膚の再生を促す治療としてダーマペンは有効な施術です。マッサージピールはPRX-T33という、TCA（トリクロロ酢酸）、過酸化水素、コウジ酸などからなる薬剤の働きで、様々な皮膚の状態を改善する治療です。ダーマペンにより空いた穴から、薬剤を効率よく内部に届けることができるため、ダーマペンとマッサージピールの併用で、美容成分が肌の内部まで効率よく浸透するのです。ダーマペンを単体で行うよりもより効率的に美肌効果を得ることができます。

ヴェルベットスキンで期待できる効果

開いた毛穴の改善

開ききってしまった毛穴というのは、なかなか元には戻りにくいものです。角栓や皮脂などの汚れを除去し、加えて皮膚に潤いと弾力を取り戻すことが必要になります。ヴェルベットスキン（およびマッサージピール）で用いる薬剤は、皮膚内の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンなどの皮膚の弾性を保つ成分を作らせる働きがあります。肌の弾力が戻ることで、毛穴は本来のサイズに押し縮められ、毛穴の目立たないすべすべ肌を実現できるでしょう。

肌のくすみやしわの改善

肌に穴をあけ、薬剤で皮膚の再生を促す過程で、古い皮膚の中に存在したメラニン色素は、体外に排出されやすくなります。PRX-T33に含まれるコウジ酸は、メラニン色素の生成を抑える効果もあるため、ヴェルベットスキンは肌のくすみやしわを同時に改善します。そういえば昔から、杜氏（とうじ：酒造職人さん）の手は白くて綺麗と言いますね。

クレーターやニキビ跡の改善

大きく凹んだニキビ跡は、自然に良くなることはありません。ダーマペンで微細な穴を多数あけ、新しい皮膚を再生させることが有効ですが、マッサージピールの薬剤を皮膚内部に送ることで、線維芽細胞を刺激し、より多くのコラーゲンを生成させることができます。これにより単独の治療よりもクレーターやニキビ跡を大きく改善することができます。クレーターやニキビ跡にお悩みの方は、ヴェルベットスキンの良い適応のひとつです。

ヴェルベットスキンの施術頻度

ヴェルベットスキンは、1ヵ月に1回の施術を推奨しております。 1度の施術でも、ツヤ感やハリ感が出る、透明感が出るなどの効果は実感していただけますが、効果の持続やより効果を実感したい場合は、定期的に施術を受けることがおすすめです。
お肌の（ご？）状態にもよりますが、1ヵ月に1回の施術を5回程継続していただき、その後2～3ヵ月の頻度で治療を継続することで、肌質の維持が期待できます。

ヴェルベットスキンのデメリット・副作用

赤みや腫れ・内出血

ヴェルベットスキンでは、お肌に微細な針を刺すため、赤みや腫れ、内出血といったことが起こりえます。お顔の赤み、ほてりは2~3日程度。腫れ・浮腫みは数日間。内出血が起こった場合は、数日から1週間かけて紫色～黄色くなり、完全に消えるまでトータル10日間ほどかかります。乾燥感や皮むけは数日～1週間ほどであることが多いです。軟膏で皮膚を保護すると良いです。
まれに色素沈着を起こす可能性もありますので、施術後は日焼け止めクリームや日傘、帽子などで紫外線対策をしっかり行いましょう。ただし、施術当日は日焼け止めクリームの使用はできませんのでご注意ください。

12時間洗顔ができない

ヴェルベットスキンで皮膚にあけた穴は、時間の経過とともに縮んでふさがります。ただし治療直後は注意が必要です。治療から約12時間は、まだ穴のサイズが大きく、洗顔やメイクを行うと、皮膚に細菌や化粧品が入り込む恐れがあります。忘れずに注意しましょう。
また、施術後のお肌は敏感なため、洗顔する際は刺激を与えないように洗顔料をよく泡立てて優しく洗うようにしてください。

ヴェルベットスキンの施術の流れ

肌に針を刺す痛みがあるため、麻酔クリームを塗布して20~30分程度お待ち頂きます。麻酔の効果が出てきた頃に、ダーマペンを用いて微細な穴をあけていきます。ヴェルベットスキンでは、ダーマペン単独の治療より、針を刺す深さは浅めです。続いてマッサージピールの薬剤PRX-T33を塗布しお肌の深い部分に浸透させます。薬剤をふき取り、保湿剤を塗布し終了です。ご希望の場合は、オプションで保湿効果や鎮静効果などのあるパックでクーリングし、お肌を整えることも可能です。＊前項にも書きましたが、当日はメイクができませんので、ご注意ください。

ヴェルベットスキンのことならアスク美容クリニックへご相談ください

ヴェルベットスキンにご興味をお持ち頂けたなら、アスク美容クリニック銀座にお問い合わせください。脱毛などの他の治療で通院中の方も、気軽にお声掛けください。