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糸リフトの腫れはどのくらい?ダウンタイムの症状と過ごし方も解説

2024年02月22日

糸リフトの腫れはどのくらい?ダウンタイムの症状と過ごし方も解説

糸リフトとは?


施術方法

糸リフトとは、皮膚の下に溶ける糸を挿入し、皮下脂肪を引き上げることで、たるみやしわを改善する治療です。
ある程度長さがあり、コグといってトゲのようなものが付いた特殊な糸を挿入することで、頬やフェイスラインのたるみやもたつきを解消することができます。全体的に引きあがることで、ほうれい線やマリオネットラインなどのしわも目立ちにくくなります。
耳の手前やこめかみ付近から糸を挿入するため、糸を挿入するために作る小さな傷は、髪の毛に隠れてほとんど目立ちません。
数センチの短いトゲの無い糸を多数用いることで、コラーゲン生成を促し皮膚にハリや弾力を持たせる方法もあります。買い物に行くように手軽に施術を受けられるというイメージから「ショッピングリフト」と呼ばれています。

期待できる効果

フェイスライン、ほうれい線、あご下などは、加齢により皮膚の下垂や、もたつきが現れやすい部位です。これらの部位に糸リフトを施すことで、垂れ下がった、もたついた皮膚をもとあるべき場所に戻してあげることになり、スッキリしたフェイスラインと、小顔効果を得ることにつながります。
糸リフトに用いられる糸は、半年~1年半ほどで吸収される素材ですが、体にとっては異物です。体に異物を挿入すれば、その周囲にはコラーゲンやエラスチンといった、線維性の組織が作られます。
皮膚の下に糸を通すことで、糸が挿入された部分は、傷を治そうと活発に働くようになります。糸周囲の繊維芽細胞が活性化しますので、コラーゲン生成が促進されます。
そのため、糸が吸収されてなくなった後も、お肌のハリや弾力アップが期待できます。肌質が改善され、小じわも目立たなくなります。

糸リフトの腫れは術直後~3日目がピーク

一般的に、お顔の手術後の腫れや浮腫みは、当日よりも翌日から2日後が最も強いことが多いです。以下に記しますので、ご注意ください。

施術直後~1ヶ月のダウンタイムの経過


術直後~初日

局所麻酔の注射や、針・糸を皮下に刺したことにより、お顔の腫れや浮腫みが生じています。ところどころに、内出血もできているかと思われます。飲酒、入浴、運動など血行の良くなる行為は、腫れや内出血を増大させてしまうのでお控えください。
当日は軽いシャワー程度に留めておきましょう。そのときも、針を刺した部位は触らない様にお気を付けください。

2~5日後

2日後は腫れと浮腫みがピークに達しているかもしれません。それ以降は徐々に落ち着くのが普通ですので待ちましょう。
もしも、感染が起こるとしたらこの頃からです。局所的に赤みや痛みが強い、異常を感じたら、速やかにクリニックに相談しましょう。
翌日よりメイクが可能ですが、針穴には触れないように注意しましょう。

1週間後

内出血を起こした部位は、1週間を過ぎる頃から、青色から黄色に変わってきます。黄色くなってから完全に消失するまで、もう数日かかります。
1週間後に再診を指示するクリニックが多いかと思います。もし、糸リフトによる不自然な皮膚の凹みがあれば、トゲがひっかかっている部位をずらして調整することもできます。

2~3週間後

内出血の痕も消え、ダウンタイムも終わっている頃です。

1か月後

治療による影響は落ちつき、安定しているはずです。日常生活に特に注意すべきことはありません。

糸リフトのダウンタイムの症状・副作用

一般的な手術に比べると軽度とはいえ、痛み、腫れ、浮腫み、内出血があります。異物を体内に留置する点から、感染が起こることがあります。また、糸が皮膚の浅い位置を通った場合、凹みができることがあります。

糸リフトのダウンタイムの過ごし方


糸リフトのダウンタイムの過ごし方

施術箇所を冷やす

手術もほかの治療(レーザーなど)も、治療後は施術箇所が熱っぽくなることがあります。氷枕や保冷剤を清潔なガーゼで包んで適度に冷やすことをお勧めします。冷やすことで痛みが和らぎ、腫れも引いてきます。
長時間同じ個所を冷やし続けると、凍傷を引き起こす恐れもありますので、適度に休憩を挟むようにしましょう。

施術箇所に刺激を与えない

糸は針を通して皮膚の中に埋め込まれます。皮膚にできた針穴は、速やかに閉じてしまいますが、当日は刺した部分を触らないこと、化粧品が触れないように気を付けましょう。

口を大きく開ける行為を避ける

施術後、口が開けにくい、口を開けた時に痛みが生じることが1~2週間程度続きます。
口元に糸を通した場合、口を大きく開ける、閉じる動作を繰り返すことで、糸のトゲがひっかかっている部位がズレることがあります。
口の開きにくさや痛みが生じている間は、口を大きく開けないように注意しましょう。また、施術後1か月は歯の治療は控えましょう。

うつぶせではなく、仰向けで寝る

お顔の手術を受けた後は、どうしても術後の浮腫みが出てしまいます。うつぶせで寝ると、重力の影響で体液が集まり、お顔の浮腫みが強くでます。数日間は仰向けで寝るようにしましょう。

糸リフトの効果を上げる併せて行いたい美容施術は?


ハイフ(ウルセラ)

ハイフとは、高密度焦点式超音波といって、超音波エネルギーを照射し熱によって肌を内側から引き締め、引き上げる治療です。
糸リフトの前にハイフを行うことで、より一層たるみが改善され、フェイスラインがシャープになる効果が期待できます。
糸リフトを先に受けてしまうと、ハイフの熱刺激で糸が影響を受けてしまうため、ハイフを先に受けることがおすすめです。
糸リフトの後にハイフを受ける場合は、最低でも1か月は空けるようにしましょう。

糸リフトの施術ならアスク美容クリニック銀座がおすすめ

糸リフトにご興味をお持ち頂けたなら、アスク美容クリニック銀座にお問い合わせください。脱毛などの他の治療で通院中の方も、気軽にお声掛けください。

▼アスク美容クリニック銀座の糸リフト施術ページはこちら
https://asc-biyoclinic.com/treatment/ito_lift/

この記事の監修

藤澤大輔

医師

【経歴】

2003年 金沢大学医学部卒業
2003年 東京女子医科大学形成外科学教室へ入局
2011年 東京女子医科大学大学院進学(同時に美容外科研修を開始)
2012年 井上浩一統括院長の元で、自毛植毛に従事
2015年 学位取得(東京女子医科大学大学院修了)
2018年 獨協医科大学形成外科教室 医局長
2019年 獨協医科大学 講師
2023年 アスク井上クリニック・アスク美容クリニック銀座 非常勤医師


【資格】
医学博士
日本形成外科学会専門医
小児形成外科分野指導医
再建・マイクロサージェリー分野指導医
皮膚腫瘍外科分野指導医
日本熱傷学会専門医
日本形成外科学会会員
日本美容外科学会会員(JSAPS)

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