10:00〜19:00(休診日:不定休)
ゆるんだ眼瞼挙筋腱膜を短く縫いあわせ、瞼を持ち上げる機能を向上させる治療法です。
目を開きやすくすることで、視界を改善します。また、症状に合わせて皮膚の切除や、脂肪を除去するため、美しい目元を手に入れることが可能です。治療には切開を要しますが、傷跡は二重のラインに隠れるためほとんど見えません。
目を開けたときに黒目がはっきりと見えると美しい印象になります。しかし、黒目がほんの一部しか見えない状態では、眠たそうで不健康な印象を相手に伝えてしまうことがあります。この差異は、まぶたを持ち上げるための筋肉である「眼瞼挙筋」が関係しています。眼瞼挙筋の腱膜が瞼板等から外れるか、伸びて力をうまく伝えられなくなると、まぶたが下がってしまいます。この状態は一般的に「眼瞼下垂症」と呼ばれています。
眼瞼下垂の原因は、生まれつきの「先天性眼瞼下垂」と、加齢による「後天性眼瞼下垂」の2つに分かれます。通常、私たちはモノを見るときに黒目の中央にある「瞳孔」を使用しますが、眼瞼下垂の場合、瞳孔が上まぶたで隠れてしまい、視界が制限されることがあります。
この症状は、片側のまぶただけに現れることもあれば、両側に影響を及ぼすこともあります。また、肩こり、片頭痛、あるいは自律神経失調症状を引き起こす可能性もあります。更に、重症筋無力症などの内科的な問題が原因であることも考えられます。そのため、眼瞼下垂術の適切な治療を受けるためには、医師の診断が不可欠です。
当院では経験豊富な眼瞼下垂手術専門医による手術を提供しており、まぶたの持ち上げ機能を向上させ、美しい目元を手に入れるお手伝いをしています。
眼瞼下垂手術は、まぶたの下垂(まぶたが下がっている状態)を矯正するための手術の一つで、まぶたの内側にある眼瞼挙筋腱膜を短く縫い合わせて、まぶたの持ち上げ機能を向上させ、視界を改善する手術です。
カウンセリングにて患者様の症状を確認し固有のデザインをします。デザイン後は麻酔やマーキングを施し施術準備にはいります。
麻酔が効いてきたのを確認し、まぶたのラインに沿って切開していきます。その際に症状により皮膚の切除、脂肪を取り除いていきます。
挙筋腱膜を取り出し、それをまぶたの板状部分に糸で固定し、つなぎ合わせていきます。
最後に切開部分を縫合し終了となります。抜糸は、術後1週間後を目安に行います。
眼瞼下垂手術は、まぶたの開閉能力を向上させ、目を開きやすくする手術です。この手術により、視界も見えやすくなり日常生活でもかなり楽になります。
また、年齢による筋力の減少も改善され、見た目にもパッチリとした大きな瞳を持つ好印象な外見が実現できます。
施術時間 | 約1時間~1時間30分 |
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麻酔 | 局所麻酔を使用します。 |
メイク | コンタクトレンズや目元のメイクは、抜糸後(術後約1週間)から可能です。 |
痛み | 局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはありません。麻酔が切れても痛みは少なく、痛み止めの服薬で生活できます。 |
入浴や運動 | 入浴、サウナ、激しい運動、飲酒など血行が良くなる行為は術後1週間程度はお控えください。シャワーは当日から可能です。 |
ダウンタイム | 主なダウンタイムは、2週間前後です。個人差はありますが、術後2~3日をピークに上まぶたが腫れます。腫れや内出血は1~2週間程度続く場合があります。 |
リスク・副作用 | 手術後の1〜2週間は腫れが続き、まぶたのフチにある眼輪筋の力が一時的に麻痺するため、まぶたをしっかり閉じるのが難しくなります。また1ヶ月ほど洗顔時に石鹸が目にしみることや、夜間に目が乾くことがあるかもしれません。まれに左右の違いや、内出血による青あざが発生することもあります。 |
注意事項 | 手術に年齢制限はありませんが、抗凝固薬や抗血小板薬などの血液をサラサラになる薬を服用している方は、医師にご相談ください。 |
ホームページやLINEからご予約ください。疑問点などお電話でも受け付けております。
現在のお悩みについてお話しください。手術の流れから、リスク、ダウンタイム、注意事項についてご説明します。内容に問題がなければ、同意書にご署名ください。その他、ご不安なことは何でもご質問ください。
手術をご希望の方は、ご希望のスケジュールに合わせてご予約をお取りします。
麻酔を行い、手術箇所の最終シミュレーションをしてから施術開始です。
マーキングした箇所から皮膚と眼輪筋を切開し、余分な皮膚や脂肪を切除、拳筋腱膜を糸で固定して縫い縮めます。皮膚を縫合し、仕上がりを確認したら手術終了です。
切開部分の傷や腫れが気になる場合があるため、サングラスや帽子をご持参いただくことがおすすめです。
約1週間後に抜糸にご来院いただきます。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
Q.眼瞼下垂は自然に治りますか?
一般的に、眼瞼下垂は自然治癒することはありません。セルフケアで改善できないので、眼瞼下垂を治すためには手術することが大前提となります。
しかし、命に関わる症状ではないため、必ず手術をしなければならないわけではありません。
ご不安なことがありましたら、カウンセリングにお越しください。
Q.術後、傷跡はいつ頃目立ちにくくなりますか?
傷跡は施術後3ヶ月ほどすると、ほとんど目立たなくなります。
瞼を切開するため、切開箇所が二重ラインとなります。そのため、目を開いた状態では傷口は見えません。
Q.眼瞼下垂の手術をしたら、効果は永久ですか?
拳筋腱膜という筋肉を糸で縫い留める術式のため、糸が緩まない限り効果は持続します。
術後、極端に体重が増えたり減ったりする、または加齢とともに目回りも歳をとるため、その分糸が緩む可能性は否定できません。生活スタイルや老化現象は個人差が大きいため、5~10年程度は効果が持続するとお考えください。
Q.アートメイクをしていますが、手術は可能ですか?
手術は可能です。術後はアートメイクの印象が変わる可能性がありますので、カウンセリング時にご相談ください。
医師
最近まぶたが重い、額にしわがよる、視力が下がった気がする、自律神経の変調があり疲れやすいそれは 眼瞼下垂が原因かもしれません。気になる方はぜひこの機会にお問い合わせください。
1999年 | 新潟大学医学部医学科を卒業後、 千葉大学形成外科学教室へ入局 |
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2008年 | 博士号取得 (千葉大学大学院医学薬学府 博士課程 先進医療科学専攻 形態再建医学 |
2009年 | 千葉大学形成外科で眼瞼専門外来を開設、千葉大学助教 |
2010年 | 千葉大学形成外科で眼瞼専門外来を開設、千葉大学助教 |
2016年 | 深谷赤十字病院形成外科 入局 |
2022年 | 独立形成外科医師として各医療機関と提携 |
・日本形成外科専門医
・医学博士
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