自毛植毛のインタビュー

「生える」という確かな結果を追求し続けてきた、 自毛植毛のスペシャリストである
アスク井上クリニック院長・井上浩一医師。

井上院長は、30年以上にわたり薄毛治療の現場に携わり、米国での自毛植毛研修を経て、独自の技術を開発して最先端の治療を日本に導入してきました。

確かな医学的根拠に基づいた治療方針と、自然で美しい仕上がりを実現する技術力で、これまで多くの患者様の悩みに寄り添ってきました。

本ページでは、薄毛治療や自毛植毛を検討している方へ向けて、 「薄毛の原因」「自毛植毛の治療方法」「植毛手術後の生活」など、患者様からよく寄せられる質問について、井上院長に聞いてみました。

井上院長

Q.植毛に年齢制限はありますか?

院長

特に制限はありません。
20代後半から60代まで、幅広い女性が当院で植毛を受けられています。
ただし、女性の場合はホルモンや体調の影響があるため、まずはカウンセリングで適応を確認します。

Q.植毛は一度で効果が出ますか?

院長

はい。ただし、進行性であることが多いため、移植した毛は大丈夫でも、それ以外の部分が進行すれば、それに応じて再度手術が必要となることもあります。

Q.女性でも自毛植毛はできますか?

院長

もちろんです。むしろ女性の方が傷の治りも良く、仕上がりも良い傾向がある位です。

Q.ずっと同じ髪型を続けるとハゲますか?

院長

これは先ほどの分け目が禿げるかと同じ理由です。

Q.自毛植毛とカツラやウィッグとの違いは何ですか?

院長

人工毛植毛との違いならともかく、自毛植毛とカツラやウィッグとは全く別物です、ご質問の意味がこういうことではないのでしょうか

Q.女性もAGAになりますか?

院長

AAGAとは男性ホルモンが起こす脱毛症です、女性ホルモンの前駆体として男性ホルモンがあるので、男性と同様のメカニズムで脱毛症となります。つまりAGAにおいて男性型女性型の区別はほぼないのです。違いはアロマターゼが5αRと相反するため、病態が修飾されて起きます

Q.分け目が薄くなった気がします。自然に治りますか?

院長

分け目では物理的に、引っ張られる、擦られる、紫外線も頭皮に当たりやすい、など髪にとって過酷な部分で、毛包周囲が線維化多く細胞自体が変質して、傷跡と同じで特に明確な原因がなく薄くなったのなら、完全に元に戻ることありません

Q.植毛した毛は将来また薄くなりますか?

院長

ドナーに選ぶ部分が薄くなるような部位であれば、薄くなります。だからこそ、植毛には薄くなりにくい部位の毛を使用する訳です。

Q.おでこの広さは植毛で狭くできますか?

院長

はい。ただし一回で到達できる密度は本来の毛穴での密度の半分程度のため、2センチ以上狭めると、透け感が気になることがあります。

Q.前髪や生え際だけの植毛もできますか?

院長

もちろんです。ただし毛質の自然な移行が大切です。これを行えるのは生え際の毛(うなじのネイプヘア)を使う必要がありまして、アスク井上クリニックにしかできない独自技術になります。

Q.傷跡は目立ちますか?

院長

植えた部分はほとんど目立ちません。採取部は点状の傷跡がありますが、よほど大量にドナーを採らない限りは、見えても目立つことはないでしょう。

Q.当日すぐに植毛手術を受けられますか?

院長

カウンセリング当日の施術は行っておりません。デザインや必要本数をしっかり検討したうえで、後日の手術日程をご案内いたします。

Q.手術後、理容師や美容師に何か伝えたほうがいいのでしょうか?

院長

1週間以降なら植えたところ強くこすらないで、1か月以降なら特に申告はいらないでしょう。

Q.ダイエットは薄毛の原因になりますか?

院長

ダイエットとは食事療法です。痩身目的のダイエットでは、髪の生育に必要な資源やエネルギーまで欠乏することがあるので注意が必要です。頭髪の毛母細胞は他の細胞よりはるかに活発です、いったん体が危機的状況になると、生体維持の重要度の少ない髪の成長は後回しになるのです

Q.びまん性脱毛症とは何ですか?

院長

びまん性とはなんとなく全体的にという意味ですから、そのような脱毛症の総称です。自律神経過敏性脱毛症もびまん性におこるのでその一つと言えます。
余談ですが、びまん性脱毛症を女性型脱毛症というのは病態の誤認です。女性型つまり女性特有の脱毛症なら、やはり月経、出産、更年期などにおける繰り返されるホルモンストレスですので、自律神経過敏性脱毛症の可能性は高いといえます、またアロマターゼが5αRと相反する部分が、同じAGAの遺伝的要素も持っていても男性と女性の差を生んでいるのです。

Q.シャンプーで薄毛は改善できますか?

院長

脱毛を抑制する成分を含んでいるかによりますが、大抵のものには含まれていないので、薄毛の改善は望めません。それどころか洗いすぎでかえって薄毛が悪化することもあります。
ちなみに、Moelシャンプーですと一応、脱毛抑制成分のノコギリヤシと、発毛促進成分のキャピキシルを含んでいます。

Q.植毛後にドライヤーは使えますか?

院長

3日間は植えたところ、採取部もやや湿った状態の方が治りがいいので、この間は軽めがいいです、4日目になってかさぶたになったら、枯れてものに水やっても生き返りませんので乾かしていいので。

Q.植毛したらヘアカラーやパーマはできますか?

院長

ヘアダイやパーマは頭皮に炎症を起こすため、特に植毛後は1〜2か月は避けた方がよいでしょう。ヘアマニキュアなら1週間後でもさほど影響はありません。

Q.手術後、髪の質は変わりますか?

院長

外科的手術であるため、目には見えなくても何らかの傷跡ができます、これが生えてきた髪をくせ毛にしてしまうことがあります。1年で傷跡が周りになじんでくるとくせ毛も周りになじんできますが、傷跡がなくならないようにくせ毛も完全にはなくならないのです。

Q.後頭部を刈り上げずに自毛植毛はできますか?

院長

クオリティの高い、100%生着するグラフトを採取しようと思えば、毛足を2~3mmとするのは絶対必要な条件ですので、刈らないでやるときは1本ずつ2~3mmにして周りは長いまま採取していきます。手間はかかりますが、周りの髪が長いので術後が目立ちません。

Q.費用はどのくらいかかりますか?

院長

スタンダード法をご希望の場合、刈り上げないアンシェーブン法により、リーズナブルに治療できるケースもあります。
また、月々のお支払いが可能な分割プランもご用意しています。お気軽にご相談ください。

Q.植毛した箇所が生え揃うのに、どのくらいかかりますか?

院長

8ヶ月~約1年となります。
移植してから発毛が始まるのは、術後4ヶ月くらいからです。術後半年くらいで大半の毛髪が発毛し、移植部は2~3センチくらいの毛が生えている感じになります。髪が自然に生え揃うようになるには、8ヶ月~約1年となります。

Q.女性の薄毛はなぜ増えているんですか?

院長

増えているという明確な事実があるわけではないとは思いますが、可能性としては、環境的ストレスの増加、無理なダイエットによる栄養失調、ピルの使用、シャンプーやパーマ・ヘアダイなどの、直接頭皮にダメージを与えるものの使用、などが考えられます。

Q.女性の薄毛治療は男性と違いますか?

院長

原理は同じですが、女性では生え際の毛がこめかみまで覆っていることが多いため、この部分には普通の毛の1本毛ではなく、薄くなりにくい生え際の毛(うなじのネイプヘア)を使います。これはアスクだけの独自技術です。

Q.朝シャンが薄毛の原因になることはありますか?

院長

朝シャンが薄毛の原因になるような根拠はありません、ただ汗をたくさんかいたり、埃っぽいところにいたら、そのまま寝てしまうと頭皮の環境はいいとはいえないかもしれません、かといって何度も洗髪すると、髪をいためるだけでなく、頭皮の防御機構である皮脂や常在菌まで洗い流してしまうと逆効果となります、洗髪は適度にしておくのがいいでしょう。

Q.日常生活で薄毛を防ぐためにできることは?

院長

薄毛の原因の半分以上は、自律神経過敏性脱毛症です。そのため、自律神経を安定させることが大切です。毛髪を作る成長ホルモンの分泌を促進させることも重要であり、そのためには体内時計を乱さない生活が必要です。

Q.私は女性ですが、40歳を過ぎて抜け毛が増えた気がします。更年期は関係がありますか?

院長

女性ホルモンが不安定になると自律神経も不安定になります、これにより自律神経過敏な方では脱毛症を起こしてしまいすのです 一方アロマターゼ活性という男性ホルモン処理機能も低下してこれがAGAの原因になることもあります。対策はこれらの経路のどこかを安定化するか発毛そのものを促進する必要があります。
他方この年齢になると自己免疫性疾患や甲状腺機能低下なども発症しやすい年齢ですので、すべて更年期といえるわけではありません。

Q.最近、女性に円形脱毛症が多いと聞きましたが、なぜですか?

院長

円形脱毛はその組織像からは自己免疫疾患としてとらえられています、誘因になるのはストレス性のサブスタンスPが引き起こす毛包周囲血管網の炎症ではあります。もし増えているとすれば、様々な環境性ストレスが増えているせいかもしれません

Q.ヘアライン矯正とはどのような治療ですか?

院長

ほぼ美容となります。つまり希望の生え際を再構成するわけです。ただここで重要なのはヘアラインの毛の半分は「生え際の毛」であって普通の髪の毛とは違います、どこのクリニックでもここは1本毛という普通の髪の毛を植えますが、これが不自然となる原因です。私の方法はここに使うのはやはり「生え際の毛」でしかも薄毛になりにくい毛 「うなじの毛」を使います。これをネイプヘア移植と呼んでいます。これは単に見た目だけでなく、頭髪と体毛の移行部としての防御機構を保持しているのです。

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